現金出納帳の作成
会社では現金の入出金を1ヶ月毎に記録して、税理士に帳簿を渡しています。このページでは現金出納帳の作成方法などを説明します。
現金出納帳とは
現金出納帳とは、現金の入出金を記録した帳簿のことです。
「いつ、どこに、なんのために、いくら支払ったのか(受け取ったのか)」を記載します。
弊社では、現金の入出金を1ヶ月ごとにまとめて税理士に渡しています。
現金出納帳の書き方
基本的には次の項目を記載します。
- 日付
- 収入金額(もしくは支払金額)
- 取引先
- 摘要
- 勘定科目
- 月初めの残高・月末残高
- 差引残高
フォーマットは会社によって異なります。
当社で作成している現金出納帳は次のようなものです。
主な勘定科目
- 現金の売上(本日売上)→売上高
- 未収金(PayPayやクレジット払い等)→未収運賃
- 障害者割引→売上値引・戻り高
- ペンやトイレ消臭剤、ゴム印などの事務用品→備品・消耗品費
- タイヤ交換費や故障した部位の修理費用→修繕費
- 銀行の入出金→普通預金
- 郵送代金→通信交通費
- 研修・講習を受ける際の高速代金→通信交通費
- 研修・講習費用→諸会費
- 読売新聞代→雑費
- 税理士費用→資金初口
稀に出てくる勘定科目
葬式のために生花を買って送った
接待交際費
社会保険料を給料から差し引けなかったため、従業員から後で受け取った
法定福利費
銀行口座を解約したときの残高を現金で受取り、他の口座に入れた
現金
※他の銀行口座へ振替した場合は、現金ではなく「〇〇銀行」となります。
事業用の普通口座に利息がついた
普通預金
国から補助金・助成金を受け取った
雑収入
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