税理士への書類提出
月末を過ぎたら税理士へ提出する書類を用意します。
いつまでに用意するか
税理士が10日ごろに来るのでそれまでに用意します。
提出するもの
- 給与明細のコピー
- 現金送付書
- 適格請求書と領収書
- 源泉税の納付済み通知書の控え
- 現金出納帳(東日本、常陽銀行の普通預金、東日本の当座預金)
- 現金出納帳(東日本銀行の普通預金)のExcelファイル
- 普通仕訳帳
- 補助金の通知書のコピー
3月末は上記資料に加えて下記資料も必要です。
- 銀行ごとの残高証明書のコピー
- 旅客収入年報の拡大コピー
- 未収金一覧のファイル
- 未払金一覧のファイル
たくさんあるので順番に説明します。
給与明細のコピー
給与明細とは運転手、事務所、取締役の給与、健康保険料、源泉税などが書かれたデータのことです。
本棚右上の青フォルダに綴じます。
現金送付書
会社の支払いにはクレジット、現金、小切手があります。
現金送付書は「現金の入出金」のみが書かれた書類です。
適格請求書と領収書
2023年10月からインボイス制度が導入されたため、
適格請求書と領収書をセットで税務署で提出しないと、
消費税の仕入税額控除を受けられなくなってしまいました。
領収書だけを税務署に提出した場合は控除が受けられないので、消費税用のお金を会社が沢山払わないといけなくなります。
適格請求書は基本的にWebサイトから印刷します。
当社では以下の適格請求書を印刷しています。
- Amazonビジネス(注文履歴→領収書等→注文明細書 からダウンロード可能)
- セゾンの利用明細書
- Crepico
- 東京電力
- レカムジャパン
- PayPay for Business
- 楽天ペイ加盟店管理画面
- 愛のタクシーチケット
- JR構内利用料金
領収書や請求書はたくさん来るので、一つの封筒にまとめて入れておくと管理が楽です。
補足:ETC通行料金に関する適格請求書
ETCクレジットカードを使用した高速道路利用に関しては、
すべての取引について、ETC利用照会サービスでダウンロードした「利用証明書(はがき)」を税理士に提出することで
税額控除を行うことができます。
利用証明書には、ETCを利用した日付、支払方法、料金、金額、出発地点と到着地点 が書いてあります。
源泉税の納付済み通知書の控え
従業員の給与や税理士への報酬に対する源泉税額が書かれた書類です。
源泉税を銀行に納めに行くときに必要な書類であり、
納めたあとに控えがもらえるので、それを税理士に渡します。
現金出納帳(普通預金・当座預金)
銀行の通帳を印刷して貼り付けたものです。
現金出納帳のExcelファイル
銀行の通帳には入出金したお金と取引先が書かれていますが、
それだけだとお金の出どころや詳細がわかりません。
出どころや詳細をまとめたExcelファイルを作って税理士に提出します。
普通仕訳帳
普通仕訳帳とは企業のすべての取引を借方と貸方に分けて帳簿したものです。
社会保険料や給与、ペイペイの売上、クレジットカード決済の売上などが書かれています。
補助金の通知書のコピー
タクシー会社は「燃料価格高騰に対する補助金」などを利用しているので、
それらの通知書のコピーを税理士に渡します。