駅の構内権

駅の改札を出るとプールにタクシーが止まっている光景がよく見られます。駅の出口はお客様が

駅の出口はお客様の宝庫

駅から目的地にタクシーで移動するお客様は多いです。

そのため、駅の改札を出るとタクシープールに沢山のタクシーが停まっています。

プール（pool）には「溜まり場」という意味があるので、タクシーが待機している駅の改札出口周辺を「タクシープール」と呼びます。

駅のプールにタクシーを停めるには構内権が必要

しかし、駅のプールにタクシーを停めるためには「構内権」という権利を取得する必要があります。

構内権をもっていないタクシー会社はプールで待機することができません。

タクシー会社は毎年、私鉄会社に権利料を払って「構内権」を買っています。

現在は構内権が廃止されている地域もある

現在は独占禁止法の観点から好ましくないということで、廃止や見直すところもあるようです。

構内権をもったタクシー会社の集まりがある

駅のプールを工事したり、構内権の権利料が変更したときに、私鉄会社がタクシー会社に一斉に伝えられるように

構内権をもったタクシー会社同士があつまり、指導委員会というグループができています。

指導委員会のメンバー（社長たち）は数か月に1度あつまり、集会を開いて話し合っています。