請求書のつくりかた
会社を経営していると請求書を独自につくる機会が必ず訪れます。このページでは請求書に盛り込むべき必須項目や角印・丸印等について説明します。
請求書に盛り込むべき必須項目
請求書には決まったフォーマットはありませんが、盛り込むべき必須項目があります。
- 会社情報(法人名、住所、電話番号、代表者名)
- 登録番号
- 合計金額、税抜金額、消費税額、税率
- 角印・実印
- 振込先の銀行口座
いくつかの項目について解説します。
登録番号
インボイス制度に伴い、登録番号の記載された請求書と領収書のセットが必要になりました。
これらがないと仕入税額控除を受けられないため損します。
角印・実印
実印は代表者印とも言い、法人登記で登録する「世界で一本の印鑑」です。
書類の悪用を防ぐために押します。
そのため、量産可能なシャチハタや銀行印ではいけません。
会社の文字とかぶるように押しましょう。
角印も会社が発行した書類であることを示す印鑑であり、民法上は実印と同じ効力を持ちます。
領収書、受領書、納品書、領収書って何が違うの?
商品と一緒に送られてくるこれらの書類は何が違うのでしょうか。
領収書
確定申告で経費の用途を証明するために必要な書類です。
2023年10月からはインボイス制度により領収書だけでなく適格請求書も必要になりました。
(適格)請求書
登録番号の書かれた請求書を適格請求書といいます。
請求書や領収書は法律で7年間の保管義務があります。
受領書
領収書の代わりとして使える書類です。
納品書
領収書の代わりにはなりません。
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